暑い夏に欠かせない扇風機。夏季、どこの家庭でも扇風機は必需品。
また、洗濯物の部屋干しやエアコンと併用して最近ではサーキュレーターも使われています。
扇風機とサーキュレーターの違い、そして、使われているモーターにはACモーターとDCモーターがあります。モーターの違いによって、電気代も違ってきます。
いったい、どれを選んだらいいの?とお悩みの方に、この記事では
扇風機とサーキュレーターの違い
ACモーターとDCモーターの違い
動作音の違い
用途別に最適な組み合わせ
を分かりやすく解説していきたいと思います。
扇風機とサーキュレーターの違い
扇風機
扇風機は羽根の直径が大きく、サーキュレーターより風切り音が小さい特徴があります。
モーターはACとDCの2種類あります。
扇風機のACモーター
従来型の扇風機にはACモーターが内蔵されていて家庭用AC100V(50/60Hz)電源で交流のACモーターを回す構造になっています。
風量の調整は「微弱、弱、中、強」の4段階、または「 弱、中、強 」の3段階の扇風機を多く見かけます。
扇風機のDCモーター
DCモーター内蔵の扇風機はきめ細かな風量調節ができる特徴があります。
DCモーターは消費電力が小さく、電気代を節約できるメリットもあります。
DCモーター内蔵モデルは微弱運転ができるため、寝室での使用に向いています。
扇風機のメリットデメリットは?
メリットは扇風機の羽根の直径は30cm前後のタイプが多く、風切り音が小さい特徴があります。
また、広範囲に風を送ることができます。
デメリットは、扇風機の羽根のサイズが大きいため、本体を安定させるためには台座が大きくなりがちのため狭い部屋では扇風機本体のサイズが大きいところが気になります。
ACモーターとDCモーターの違いは?
ACモーターとDCモーターの違いを直流と交流の違いと言われてもイメージしにくいと思います。
一番の大きな違いは、風量強弱設定の細やかさです。
DCモーター最大のメリットは風量の無段階調整が可能な点です。
サーキュレーター
サーキュレーターは扇風機より羽の直径が小さく、風を直線的に飛ばす特徴があります。
サーキュレーターのメリットデメリットは?
サーキュレーターのメリットは本体がコンパクトで置く場所を選ばないところです。
また、効率よく部屋の空気を循環させることで、室内の温度を均一に保てるので、
エアコン使用時の電気代節約にも効果が期待できます。部屋干しなど洗濯物を乾かすことができます。
デメリットは、扇風機と同等の風量を確保するためには、サーキュレーターの羽根を高回転で回す必要があるため高回転でサーキュレーターを回すと、サーキュレーターの羽根から風切り音が出やすく、モーター音が気になります。
サーキュレーターのACモーターの特徴とメリットは?
扇風機と同様でACとDCの2種類あり、ベーシックなモデルにはACモーターが内蔵されています。
風量は「弱、中、強」の3段階に変更できるモデルが多いです。
デメリットは、ACモーター内蔵のサーキュレーターはDCモーターより消費電力が大きい。
DCモーター内蔵のサーキュレーターのような微弱運転ができない。
サーキュレーターのDCモーターの特徴とメリット・デメリットは?
DCモーターはきめ細かな風量調節ができる特徴があります。また、DCモーターは消費電力が小さく、電気代を節約できるメリットもあります。
デメリットはACモーターより価格が高いことがあげられます。
おすすめの使い方は?
- 浴室の乾燥や洗濯ものに風を当てて乾燥、エアコンの省エネにはサーキュレーター×ACモーター
- リビングや寝室で人に当てて涼しくしたい場合は扇風機×DCモーター
- 浴室を上下左右くまなく乾かしたい場合はサーキュレーター×上下左右自動
まとめ
いかがでしたでしょうか?サーキュレーター購入の参考になれば嬉しいです。
購入の前に参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。