髪を乾かすために必要な「ドライヤー」は寿命があります。
寿命が近くなると使いづらくなったり、急に故障すると髪を乾かすことができませんよね。
生乾きになってしまい、風邪をひく可能性もあります。
故障して使えなくなる前にドライヤーの寿命を把握しておきましょう。
この記事ではドライヤーの寿命は何年か、替え時のサイン、また寿命が近くなると起こる故障の内容やドライヤーを長く使い続けるためのお手入れについて詳しく説明していきます。
ドライヤーの寿命はどれくらい?
ドライヤーにもさまざまな種類があります。種類やメーカーによって寿命は異なりますが、平均寿命はいったい何年になるのでしょうか?
ドライヤーは使う時間が長ければ長いほど、寿命も短くなります。
メーカーや種類によって異なりますが、ドライヤーの平均寿命は年数でいうならおおよそ
「3年~4年」です。4年以上経過しているドライヤーは買い替えの時期です。
また、ほとんどのドライヤーは、時間に換算するとおよそ130~140時間が寿命だといわれています。ドライヤーにはモーターがつけられており、使用するたびにモーターが駆動するため、使用頻度が上がるとモーターが動かなくなってしまいます。130~140時間というのは、モーターの寿命といえます。
1日5分、毎日ドライヤーを使用する場合なら、おおよそ一年で約30時間使用する計算でになる為寿命が130~140時間であることから、4年前後がドライヤーの寿命ということになります。
また髪が短い人は乾くのが早いので使用時間も少なく済みますが、ロングヘア―の人は乾くまで時間がかかりますよね。よって、使用時間も長くため人によって使う時間や頻度は異なるので、4年というのはあくまでも目安になります。
寿命が近いドライヤー買い替えのサインは?
本体が熱を持つ
通常の使用で温風を使用していれば吹き出し口が熱くなりますが、吹き出し口だけでなく、本体全体が熱くなることがあります。手持ち部分やコードまで熱くなってくると危険性もあり買い替え時といえます。
異音が発生する
今まで出ていなかったのに変な音が出てきた場合は買い替える時期です。
寿命が近くなると異音が発生する確率も上がります。
温風が出ない
ドライヤーには冷風と温風のスイッチがあります。温風に変えてみても冷風しか出ないケースは故障している可能性が高いです。
焦げ臭い
焦げ臭くなると心臓部分であるモーターが故障しているあかしです。髪の毛も焦げ臭くなってしまうため注意してください。
イオンが発生しない
マイナスイオンドライヤーの種類によっては、イオン発生装置から青く放電される様子が見えるドライヤーがあるりますが、点灯しなくなるとイオンが発生していないと考えられます。
ドライヤーを長く使い続けるためのお手入れ方法は?
ドライヤーのお手入れをする
1か月に1回はドライヤーのお掃除をしましょう。ドライヤーを長く使い続けるためには定期的なお手入れが必要です。お掃除する部分は、主に吹き込み口と吹き出し口の2か所です。
吸い込み口・吹き出し口には埃や髪の毛が詰まりやすい部分です。埃や汚れがたまればたまるほど、使いにくくなります。吹き込み口や吹き出し口を掃除するときは、電源プラグを必ず抜いてから、使用済みの古い歯ブラシや、爪楊枝などを利用して、汚れを取りのぞいていきましょう。
保管場所に注意する
ドライヤーは湿度が高い場所に弱いためできるだけ湿度が高いところには置かず、適度に換気している場所で保管しましょう。
コードを巻き付けない
「コード」にも注意が必要です。コードをドライヤーの持ち手にクルクルと巻きつけて保管する人は多い思います。しかし、巻きつけてしまえばコードが折れ曲がってしまい、断線する可能性が高いので、本体には巻きつけないでください。コードのつけ根部分が折れ曲がらないようにコードを整理して保管しましょう。
まとめ
ドライヤーの寿命は何年か、寿命が近くなると起こる故障内容やお手入れについて説明しましたが、いかがでしたでしょうか?ドライヤーの不具合が気になっている人は買い替えるチャンスです。
- ドライヤーの平均寿命はおよそ3年~4年
- 時間に換算するとおよそ1,300時間~1,400時間
- イオンが出るドライヤーは効果がなくなる
- ドライヤー本体が発熱する
- 異音が発生する、温風が出ない、焦げ臭くなる
- 1か月に1回はドライヤーの掃除をする
- 保管場所やコードの収納に要注意
手入れはもちろん、保管場所やコードの収納も寿命に大きく関係しています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。