F-VXU90とF-VXT90の違いを比較!オススメなのは?

 

シャープの空気清浄機F-VXU90とF-VXT90の違いを比較しました。

発売されたばかりの新モデルF-VXU90と旧モデルF-VXT90の違いは「ナノイー」の数です。

新モデルでは高濃度「ナノイーX」から「ナノイーX 48兆」にパワーアップし、花粉・PM2.5・アレル物質・ウイルスや菌・ニオイなどをさらに素早く抑制してくれます。

花粉(スギ)を99%以上抑制するのに旧モデルF-VXT90は約12時間かかっていましたが、新モデルF-VXU90では約3時間と1/4も短縮されています。

しかし、その他の機能に差はなく新モデルF-VXU90と旧モデルF-VXT90の機能はあまり変わりません。

この記事ではF-VXU90とF-VXT90の違いを比較し、どっちがオススメなのかを調査しましたので購入の参考にしてくださいね。

F-VXU90とF-VXT90の違いは?

冒頭でもお伝えしたとうり、最大の違いは「ナノイー」の数です。

旧モデルF-VXT90では、高濃度「ナノイーX」というものが搭載されています。

新モデルF-VXU90は、高濃度「ナノイーX」から「ナノイーX 48兆」にパワーアップしています。

ナノイーとは?

 

「ナノイー」とは、花粉・ハウスダストといった空気の汚れとたたかうイオンのことで、この「ナノイー」にはOHラジカルというものが含まれていて、OHラジカルは様々な物質に作用し、有害物質を抑制する働きがあります。

「ナノイー」はOHラジカル量が1秒間に4,800億個

その10倍のOHラジカル量:4兆8,000億個を含むのが「ナノイーX」です。

旧モデルF-VXT90は「ナノイー」の20倍のOHラジカル量:9兆6,000億個を含んでいます。

OHラジカルの量の変化を表したイメージ画像です。ナノイー4800億個/秒、ナノイーX4兆8000億個/秒、高濃度のナノイーX9兆6000億個/秒。

出典 panasonic

そしてさらに凄いのがパワーアップした新モデルF-VXU90です。

新モデルF-VXU90はOHラジカル量:48兆個を含み、「ナノイー」のなんと100倍の量になりました。

OHラジカル量が増えたことで何が違うの?

花粉(スギ)を99%以上抑制するのにかかる時間は

「ナノイーX 4.8兆」では、約24時間かかっていました。しかし、

旧モデルF-VXT90「ナノイーX 9.6兆」では半分の約12時間になり、さらに新モデルF-VXU90「ナノイー 48兆」では約3時間と旧モデルF-VXT90の約1/4まで短くなっています。

花粉(スギ)の抑制時間を表したグラフです。ナノイーXは約24時間で99%以上抑制、高濃度のナノイーXは約12時間で99%以上抑制。※1※2

出典 panasonic

細菌やカビ、PM2.5など、旧モデルのナノイーXよりも、早く抑制できるようになっています。

新モデルF-VXU90は旧モデルF-VXT90mに比べて、空気清浄機機能は格段にパワーアップしています。

これが、新モデルF-VXU90と旧モデルF-VXT90の大きな違いです。

新モデルF-VXU90と旧モデルF-VXT90共通の特長は?

新モデルF-VXU90と旧モデルF-VXT90共通の主な特長を紹介します。

3Dフロー花粉撃退気流

空気清浄機の気流は従来2方向でしたが、3方向の気流(3Dフロー)になっています。

3Dフローで空気が部屋の隅々にまで循環するようになり、花粉やハウスダストを集める量が1.5倍になっています。

黄砂やPM2.5に比べて花粉の粒子は大きくて重いため、落ちるスピードが速く下に溜まりがち。

その為、床上30cmのエリアは生活エリアのため浮遊しやすい場所となります。

例えば、床に布団を敷いて寝る場合、寝転んでテレビを観たり読書をする場合、洗濯物をたたむ時、赤ちゃんがハイハイするのも床上30cmになります。

「3Dフロー花粉撃退気流」はそのような身近な生活エリアの花粉をしっかり除去してくれます。

花粉は粒子が大きく床上30cmのところに溜まりやすい、この場所に花粉やハウスダストを吸引するための吸引口が設置されている為一番吸引する必要な高さに吸引口があるので、しっかりと花粉を集めて吸い取ってくれます。

5つのセンサーで汚れや人の動きを検知

F-VXT90の各センサーの位置を説明している画像です。正面から見て最上部左にひとセンサー、最上部右に照度センサー、上部左側面にはニオイセンサーと湿度センサーがあり、下部左側面に高感度ハウスダストセンサーが配置されています。

5つのセンサーが付いていて、汚れや人の動きまで感知して、知らせてくれたり、自動で風量や気流などの調節をしてくれます。

出典 panasonic

高感度ハウスダストセンサー

けむりやアレル物質など、最小約0.3μmの微細な粒子までしっかり検知して、自動で風量・気流を切り換えて吸引してくれます。

ひとセンサー

人の動きを感知してホコリの舞い上がりを予測。
人の動きでハウスダストが広がる前に、集じんをスタートします。

ニオイセンサー

部屋に充満する料理臭や調理後の生ゴミ臭、体臭など、気になる生活臭をセンサーが見つけてくれて、脱臭してくれます。

湿度センサー

湿度を感知して、『自動運転』にセットしておけば、快適な湿度に調節してくれます。

照度センサー

部屋が暗くなると、風量と表示ランプの明るさや運転音をセーブして「おやすみ自動運転」に切り替わります。

おやすみ前など、いちいちセットしなくてもいいので便利です。

5つもセンサーがついて、自動で調節してくれてとっても便利ですね♪

スマホで遠隔操作が可能

「ミルエア」アプリが進化!わたし流運転と遠隔操作が可能に

Panasonicの加湿空気清浄機のすごいところは、スマホアプリ「ミルエア」と連携して空気清浄の状態を可視化したり、お好みの設定ができます。

外出先や別の部屋から空気清浄機のオン・オフができます。

留守中に空気清浄機を動かして、部屋の空気をキレイにしておくことも可能。

「留守そうじ」機能を使うと、ホコリを検知すると自動で運転をしてくれますので、常にキレイな状態を保ってくれます。

花粉・ハウスダスト・PM2.5・臭い・湿度・音など、人によって気になるところは違うので

自分の気になるところやる環境に合わせた設定をすることができます。

F-VXU90とF-VXT90の違いを比較!おすすめなのは?

最新モデルを使ってみたい方やナノイーX 48兆で素早く有害物質を抑制したい!とナノイー機能を重視している方には新モデルF-VXU90がオススメです!

新モデルF-VXU90詳細(スペック)

 

写真:加湿空気清浄機 F-VXU90
畳数 [適用床面積]空気清浄:40畳(66㎡)
設置方式 卓上・床置両用
仕様 外形寸法(高さ×幅×奥行) 640X398X287mm
質量 11.4kg
待機電力 0.5W※1
8畳の清浄時間 約7分
風量 ターボ 8.7㎥/分
3.1㎥/分
静音 1.1㎥/分
運転音 ターボ 55dB
33dB
静音 18dB
消費電力 ターボ 88.0W
11.0W
静音 5.5W
電気代(円/h)※2 ターボ 約2.4円
約0.3円
静音 約0.2円
集じん・脱臭 集じん 集じん方式 機械式(静電HEPA)
交換 交換:約10年
プレフィルター あり
脱臭 脱臭フィルター スーパーナノテク脱臭
交換 交換:約10年
加湿 加湿畳数 木造:15畳(25㎡)/プレハブ:24畳(40㎡)
加湿 空清畳数 35畳(58㎡)
加湿 8畳の清浄時間 約8分
風量 ターボ 7.6㎥/分
3.6㎥/分
静音 2.0㎥/分
加湿量 ターボ 870mL/h
450mL/h
静音 300mL/h
運転音 ターボ 53dB
34dB
静音 25dB
消費電力 ターボ 65.0W
15.0W
静音 9.3W
電気代(円/h)※2 ターボ 約1.8円
約0.5円
静音 約0.3円
タンク容量 約4.0L
連続運転時間 約4.6時間
機能 フィルター フュージョンフィルター
交換 交換:約10年
防カビユニット
イオン除菌
除菌 空中 ナノイーX 48兆
本体 清潔HEPAフィルター(MAKSPEC)
抗アレルゲン 清潔HEPAフィルター
操作・表示 センサー ハウスダスト ○(粒径検知)※3
ニオイ
湿度 ○(高精度)
温度 ○(ミルエアアプリ表示)
ひと
照度
気流制御 ひとセンサー&3Dフローツインルーバー搭載メガキャッチャー&花粉撃退気流&PM2.5気流&ニオイ・けむり気流&ハウスダスト気流&おそうじ気流(ミルエアアプリ設定)
表示 クリーンサイン ○(青2、赤3)
汚れ識別 PM2.5、花粉・ハウスダスト、ニオイ
湿度表示 1%表示
給水
点検
操作 運転 運転 切/入
風量切換 強/中/静音
自動切換 標準/花粉
加湿切換 高め・標準・控えめ・OFF
気流切替 ニオイ/ハウスダスト
ナノイー入/切 複数ボタン押し
チャイルドロック ボタン長押し(単独ボタン無し)
エコナビ 複数ボタン押し
わたし流 〇(ミルエアアプリ設定)
留守そうじ 〇(ミルエアアプリ設定)
花粉モード 〇(自動花粉)
おやすみ自動 複数ボタン押し
シームレスドライブ
モーター インバーター
ファン シロッコファン
キャスター
その他 IoT機能
コード種類:キャプタイヤコード(1.8m)

出典 panasonic

また、旧モデルF-VXT90は型落ちになり新モデルと比べると値段が安いため、機能は同等で値段を少しでも抑えたい方には旧モデルF-VXT90がオススメです。

畳数 [適用床面積]空気清浄:40畳(66㎡)
設置方式 卓上・床置両用
仕様 外形寸法(高さ×幅×奥行) 640X398X287mm
質量 11.7kg
待機電力 0.5W※1
8畳の清浄時間 約7分
風量 ターボ 8.7㎥/分
3.1㎥/分
静音 1.1㎥/分
運転音 ターボ 55dB
33dB
静音 18dB
消費電力 ターボ 88.0W
11.0W
静音 5.5W
電気代(円/h)※2 ターボ 約2.4円
約0.3円
静音 約0.2円
集じん・脱臭 集じん 集じん方式 機械式(静電HEPA)
交換 交換:約10年
プレフィルター あり
脱臭 脱臭フィルター スーパーナノテク脱臭
交換 交換:約10年
加湿 加湿畳数 木造:15畳(25㎡)/プレハブ:24畳(40㎡)
加湿 空清畳数 35畳(58㎡)
加湿 8畳の清浄時間 約8分
風量 ターボ 7.6㎥/分
3.6㎥/分
静音 2.0㎥/分
加湿量 ターボ 870mL/h
450mL/h
静音 300mL/h
運転音 ターボ 54dB
36dB
静音 25dB
消費電力 ターボ 65.0W
15.0W
静音 10.0W
電気代(円/h)※2 ターボ 約1.8円
約0.5円
静音 約0.3円
タンク容量 約4.0L
連続運転時間 約4.6時間
機能 フィルター フュージョンフィルター
交換 交換:約10年
防カビユニット
イオン除菌
除菌 空中 高濃度の「ナノイー X」
本体 清潔HEPAフィルター(MAKSPEC)
抗アレルゲン 清潔HEPAフィルター
操作・表示 センサー ハウスダスト ○(粒径検知)※3
ニオイ
湿度 ○(高精度)
温度 ○(ミルエアアプリ表示)
ひと
照度
気流制御 ひとセンサー&3Dフローツインルーバー搭載メガキャッチャー&花粉撃退気流&PM2.5気流&ニオイ・けむり気流&ハウスダスト気流&おそうじ気流(ミルエアアプリ設定)
表示 クリーンサイン ○(青2、赤3)
汚れ識別 PM2.5、花粉・ハウスダスト、ニオイ
湿度表示 1%表示
給水
点検
操作 運転 運転 切/入
風量切換 強/中/静音
自動切換 標準/花粉
加湿切換 高め・標準・控えめ・OFF
気流切替 ニオイ/ハウスダスト
ナノイー入/切 複数ボタン押し
チャイルドロック ボタン長押し(単独ボタン無し)
エコナビ 複数ボタン押し
わたし流 〇(ミルエアアプリ設定)
留守そうじ 〇(ミルエアアプリ設定)
花粉モード 〇(自動花粉)
おやすみ自動 複数ボタン押し
シームレスドライブ
モーター インバーター
ファン シロッコファン
キャスター
その他 IoT機能
コード種類:キャプタイヤコード(1.8m)

出典 panasonic

まとめ

新モデルF-VXU90と旧モデルF-VXT90の違いや共通点についてまとめました。

違いは「ナノイー」でしたね。

新モデルF-VXU90では高濃度「ナノイーX」から「ナノイーX 48兆」にパワーアップし、OHラジカルは48兆個(「ナノイー」の100倍!)まで増えました。

パワーアップしたことで、花粉・PM2.5・アレル物質・ウイルスや菌・ニオイなどをスピーディーに抑制し、素早く効果を発揮してくれます。

パワーアップした空気清浄機を求めるのであれば新モデルF-VXU90が期待できます。

しかし、その他の機能に差はありませんでした。

機能面だけを見れば旧モデルのF-VXT90でも充分です。

以上のことから、ナノイー機能を重視している方には新モデルF-VXU90がオススメです♪

旧モデルF-VXT90は型落ちになり新モデルと比べると値段が安いため、機能は同等で値段を少しでも抑えた方には旧モデルF-VXT90がオススメです♪

購入の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。